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ハレ暦は、季節の行事や贈りものの「いつ・何を・どう選ぶか」を先回りで整理する編集メディアです。(編集:こはる)
年賀状の印刷サービスを開くと、テンプレートが何百点も並んでいて「どれを選べばいいの」と手が止まりがちです。実は、迷いの多くは**「送る相手」を先に決めていない**ことが原因です。この記事では、上司・親戚・友人といった相手別の考え方と、写真ありか無しかの判断軸を、段取りとして整理します。
知ってた? 年賀状の冒頭に書く「賀詞(がし)」は、文字数で丁寧さの度合いが変わるとされています。「謹賀新年」「恭賀新年」のような四文字の賀詞はあらたまった印象で目上の方に向くとされ、「迎春」「賀正」など一〜二文字は略式でカジュアル寄り。同じ相手に「賀正」だけだとやや軽く映ることもあるため、テンプレートを選ぶときはデザインの絵柄だけでなく賀詞にも目を向けると失敗を防ぎやすくなります。
まず結論:相手を決めてから、テイストと賀詞を合わせる
- 選ぶ順番は「相手 → テイスト → 賀詞 → 写真の有無」。相手を先に決めると候補が一気に絞れます
- 目上(上司・取引先)にはあらたまった和風・四文字賀詞、友人には自由なデザインでよい、と相手ごとに基準を分ける
- 写真年賀状は相手を選ぶ。家族写真は親戚・親しい友人向き、ビジネス・目上には無地デザインが無難
- 迷ったら**「和モダン・シンプル・四文字賀詞」の一枚を汎用の軸**として持っておくと使い回しやすい
相手別・デザインの考え方
送る相手を大きく3グループに分けると、テイストの当たりを付けやすくなります。あくまで一般的な傾向で、間柄や職場の雰囲気により調整してください。
| 送る相手 | 向きやすいテイスト | 賀詞の目安 | 写真の有無 |
|---|---|---|---|
| 上司・取引先・目上 | 和風・和モダン・落ち着いた色 | 謹賀新年など四文字 | 無しが無難 |
| 親戚・家族 | 干支イラスト・写真入り・明るい色 | 四文字〜「新年あけまして…」 | 家族・子ども写真が喜ばれやすい |
| 友人・同僚 | カジュアル・ポップ・遊びのある構図 | 迎春・HAPPY NEW YEAR等も可 | 好みで自由 |
たとえば、上司には和モダンの無地+四文字賀詞、親戚には子どもの写真入り、友人にはポップな一枚、と3パターンを用意しておくと、送り分けで迷わなくなります。多くの印刷サービスは一度の注文でデザインを複数種類選べるため、この送り分けは現実的です(対応可否は各社公式で確認を)。
選び方(4つの軸)
1. テイスト(和 / モダン / ポップ)
先に「相手」を決めてから、そのグループに合うテイストへ。テイストを先に絞ると、数百点のテンプレートが数十点まで減り、比較がぐっとラクになります。
2. 賀詞のあらたまり具合
目上には四文字の賀詞、親しい相手には短い賀詞や英語表記でも。同じ絵柄でも賀詞違いのテンプレートが用意されていることが多いので、絵柄が気に入ったら賀詞バリエーションも見てみましょう。
3. 写真あり / 無し
写真年賀状は温かみが出る一方、ビジネス相手や面識の浅い相手には無地デザインのほうが無難とされます。写真を使うなら、明るく解像度の高い横位置の一枚が扱いやすい傾向です。
4. 色数と余白
ひと言メッセージを手書きで添えたいなら、余白の多いデザインを選ぶと書き込みやすくなります。色数を絞ったデザインは、写真や手書き文字が映えやすいのも利点です。
手順・段取り・注意
1. 送り先リストを相手グループ別に仕分ける
最初に住所録を「目上/親戚/友人」で色分けすると、必要なデザインの種類と枚数が見えてきます。
2. グループごとにテイストと賀詞を決める
上の表を目安に、各グループの方向性をメモしておくと、テンプレート選びで迷いません。
3. 写真を使うグループの素材を先に準備
写真年賀状にするグループがあれば、使う写真を早めに選定します。たとえば11月前半までに写真を決めておけば、早割期の注文に間に合わせやすくなります。デザインや早割の時期の全体像は、年賀状はいつ頼む?早割の段取りも参考にしてください。
4. 少部数の割高感に注意
デザインを送り分けるほど1種類あたりの枚数は減ります。部数が少ないと1枚あたりの単価は割高になりやすい傾向があるため、種類を増やしすぎない工夫も一案です。料金体系は各社公式で確認してください。
注意: 近親者に不幸があった年は年賀状ではなく喪中はがきの準備を。その場合はデザイン選びより、先方へ年内に届ける段取りが優先になります。
よくある疑問
Q. 上司に写真入りの年賀状はダメ?
A. 絶対の決まりはありませんが、ビジネス上の目上の方には無地デザインのほうが無難とされる傾向があります。職場の慣習や間柄によっては家族写真が喜ばれる場合もあるため、迷うときは控えめな選択にしておくと安心です。
Q. 賀詞は何を選べば失礼になりにくい?
A. 目上の方には「謹賀新年」などの四文字賀詞が丁寧とされます。「賀正」「迎春」は略式のため、目上には避けておくと無難です。ただし作法には諸説あるため、あくまで一般的な目安と考えてください。
Q. デザインは全員同じでもいい?
A. もちろん問題ありません。相手を選ばず使いやすいのは、和モダン・シンプル系で四文字賀詞の一枚です。送り分けが負担なら、汎用デザインを一種類にまとめる考え方もあります。
Q. 写真はどんなものが向く?
A. 明るく、解像度が十分で、横位置に収まりやすい写真がレイアウトしやすい傾向です。対応ファイル形式や推奨解像度は各サービスで異なるため、注文前に公式で確認してください。
Q. 手書きメッセージを添える余白は必要?
A. ひと言添えると印象が変わりやすいので、余白のあるデザインを選んでおくと書き込みやすくなります。あらかじめメッセージ欄が設けられたテンプレートもあります。
※デザインの点数・料金・仕様・写真の対応形式は各社・各年で変動します。最新情報は各印刷サービスの公式でご確認ください。
(ハレ暦|迷う前に、先回りの段取りを。)

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